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Nikkei225オプション日記

日経225オプションをこよなく愛するためのサイト

屑になったPUTを見てしみじみ思う。イギリスショックから5日。

イギリスの国民投票EU離脱が勝利して、5日になります。2時間前に何これ安いと33円で買った日経225・P14500円の5枚は、買った直後からどんどん値を下げ、25円の安値を叩いた後は回復基調にありますが、未だ買値を上回ることはありません。

ふと、P14500円の商品詳細に目が留まりました。

限月高値16-06-24 : 440」です。

イギリスショックの当日の一瞬とはいえ、5日前には44万円を付けていた商品です。何というか、諸行無常の響きがあります。

月曜日からの混乱を予想していた私は、PUTを損切りしては、下値で再度購入ということを繰り返していましたが、国民投票で得た利益の7割を失いました。いまや日経平均株価は、今週中にも16,000円を回復しそうな勢いです。何故に、月曜日からの戦略を間違えたのかということを冷静に考えてみる必要があります。

先日のブログで、私はイギリス残留の予想を外したメディア、識者たちの言い訳パターンをまとめ、その異口同音ぶりを「情報操作会社」と揶揄しました。現在もそれはその通りだと思うのですが、今回、「情報操作会社」の印象操作、世論誘導の力(パワー)を少し甘く見てしまっておりました。敵もなかなかやるのです。パナマ文書問題などを見る通り、メディアの問題沈静化への世論誘導は侮れません。

次の反省として、イギリスのEU離脱は、経済的に大きな問題ではないという理解が抜け落ちていました。日本のGDPへの影響は0.5%程度であり(例えば、みずほ総研http://www.mizuho-i.co.jp/publication/research/pdf/urgency/report160609.pdf#search='GDP%E5%BD%B1%E9%9F%BF+%E6%97%A5%E6%9C%AC+%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%9B%A2%E8%84%B1')、焦点はあくまでもイギリスの政治問題であったはずなのに、反対の論陣を張るメディアが作為的に誘導した経済問題を知らず知らずのうちに大きなショックとなると思い込んでしまいました。これだけなら蜂に刺された程度だったのです。

雰囲気としての国際政治情勢の混沌さとか、中国経済の崩壊とかそういった問題とBrexitの問題がないまぜにされ、冷静な判断ができなかったという点も大きなミスでした。

「イギリスショックは、あくまでもヨーロッパの政治問題」と私は現時点で判断いたします。今後ともよろしくお願いいたします。