Nikkei225オプション日記

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都知事選と日経平均

都知事選の告示日14日を控え、候補者、政党共に慌ただしし動きが見られます。自民党の了解なしにいち早く立候補を表明した小池百合子は全然まともで、出馬を匂わす「永遠の0」の百田尚樹ワタミ渡辺美樹。立候補を表明した二日後には断念した石田純一、今日の朝には、民進党が古賀茂明(I'm NOT Abeの人)に出馬を打診とニュース、急転直下14時には鳥越俊太郎が野党統一候補?として出馬表明。もう、何が何だかわかりません。さっき今週の週刊SPAを読みましたが、上杉隆も出るんですか?

不謹慎ではありますが、この混沌、カオス感漂う都知事選は先の参院選よりも個人的にずっと楽しめそうです。黒川紀章のような人がまた出てくれないかなあ。
さて、ここ1、2年の株式市場の中心となったセクターは、建設業を中心としたオリンピック銘柄でした。建設、観光、民泊関連の銘柄は実力以上に買い進められたと私は考えています。万が一、質素なオリンピックを主張する自民党系以外の候補者が勝利した場合、市場には大きな冷水が浴びせかけられることになります。さらに悪いことに、今回の都知事選投票日の7月31日(日)に先立ち、29日(金)には日銀政策決定会合が行われます。黒田総裁からインパクトのある追加緩和がなされず、都知事選挙自民党系が敗北した場合、ダブルショックが市場を襲うこととなります。仮にそうなった場合、週明けの月曜日はイギリスショックの日と同様サーキットブレーカーが発動されるような大暴落となります。ちなみに私は株価水準が16000円近辺を推移する限り、追加緩和はないと予想しています。ここ2日の株価の上昇によって日経平均株価の下げしろは大きくなりました。
今月の終盤にかけては、PUTオプションの買いに有利な条件が重なりそうです。

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