Nikkei225オプション日記

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8月5日 アメリカ雇用統計の結果について考える

 8月5日(金)の21:30にアメリカの雇用統計が発表されました。結果は次の通りです。

  • 非農業部門雇用者数:25.5万人(事前予想18万人)
  • 失業率:4.8%(事前予想:4.9%)

アメリカ経済は大統領選挙の経済効果があるのでしょうか、世界情勢の不穏な動きをものともせず、安定的な成長軌道を続けていることを示す結果となりました。NYダウは190.48ドル高(前日比1.04%高)、NASDAQも54.87ポイント高(前日比1.06%高)で終わりました。

日経先物の夜間市場でも良好な雇用統計の結果を受けて上昇しました。終値は、日中取引よりの先物終値から220円高い16,430円で引けました。CMEも16,410円、為替も1ドル101円80銭近辺へと円安に振れており、月曜日は高く始まりそうです。

先日(7月29日)の日銀政策金融決定会合で決まったETF買い入れ額の倍増以降も日経平均の推移はNYと連動し、さらに言えば、かつ振れ幅は大きくなっています(下図参照)。これをそのまま当てはめると、300円以上の大幅上昇も頭の隅に置いておく必要があると思います。

※NYダウの日付を基準とし、対応する日経平均の前日比は翌営業日として比較しています。