Nikkei225オプション日記

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日経平均今週の反省、来週の展望 FOMC、日銀金融政策会合を控えて

今週の日経平均株価ですが、先週末より約450円程マイナスとなり、若干の調整となりました。FRBの利上げ観測が上昇したり、萎んだりしたことやヒラリー・クリントンが病気でダウンしたこともあり、アメリカ市場の不安定さが嫌気されたことが大きな要因だと思います。加えて日銀総裁への金融政策への信頼感もあまりなく、来週始まるFOMCと日銀政策決定会合を控え、パッとしない動きでした。

NYダウとの連動性について前日比のグラフを示します。わかりやすくするため、NYダウは日経平均の前営業日をプロットしています。

 

両者ともN字型で似たような動きです。9月15日木曜日に日経平均が大幅に下落したのは、円相場が円高へ大きく触れ1ドル101円台に突入したによるものでしょう。101円台に突入すると、100円割れの予感が市場を襲い、日経平均が大きく下落するポイントとなっているように思われます。円相場が大きく振れなければ、だいたい前日のNYダウに連動し、振れ幅はそれよりも小さい状態が継続しています。

先週は9月12日の月曜日から9月15日の木曜日まで、日銀のETF733億円購入が4日間続き、日経平均の下値を支えた形となりました。それが大きな理由なのか、現物との先物の差は150円も広がっています(先物が現物よりマイナス)。金曜日のダウが前日比0.49%のマイナスで引け、先物は日中終値から100円程のマイナスで終えています。

月曜日が敬老の日で祝日なので、日本は9月20日火曜日のマーケットが来週のはじまりなのですが、月曜日のNY市場次第では下落幅がさらに大きくなる可能性があります。毎度のパターンなのですが、祝日の円高への警戒は必要です。

個人的には、先週はほとんど取引をしませんでした。9月15日月曜日の下落(9月9日のNY市場の下落)を予想できず、プット価格が上昇してしまいました。価格が高くなったプットは買いづらく、コールはもっと買いにくい展開で傍観となってしまいました。

来週の火曜日のトレードですが、あくまで月曜日のアメリカ市場次第なのですが、安くなったコールをお昼頃、購入したいと考えています。現物と先物の差の広がりは、経験上、先物が上昇することで埋めることが多く、日銀金融政策決定会合次第ではコールオプションが大きく上昇する可能性があります。

まあ、月曜日まではゆっくり休み、英気を養いたいと思います。

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