昨日、世界中が注目するアメリカ大統領選挙テレビ討論が行われました。世界中熱視線をさ投げかけたアメリカのイベントは、ボクシングのパッキャオ対メイウェザー戦以来でしょうか。昨日の日経平均は、CNNがヒラリー優勢、支持60%のニュース報道した後、するすると上がりはじめ、終わってみれば前日比そから約140円高く引けました。アメリカ市場も上昇し、ダウは133.47ドル高で引けています。やはり、トランプ大統領の不安を市場は懸念していたようです。
しかしながら、CNNが配信したこヒラリー優勢のニュースは、本当に事実なのでしょうか?。CNNは討論会後の世論調査で62対37で、ヒラリー圧勝を伝えました。日本の大手メディアはこぞってヒラリーが圧勝したかのような報道をしていますが、本当だったのでしょうか。直感的に疑わしいのを感じたので調べてみることにしました。
メディア | 種類・傾向 | ヒラリー:トランプ |
CNN | テレビ・リベラル | 62:37 |
DRUGDE | ネット・保守 | 18:81 |
TIME | 雑誌・保守 | 42:58 |
Star Tribune | 新聞ミネソタ州 | 64:30 |
CBS New York | テレビ・リベラル | 58:42 |
FOX | テレビ・保守 | 33:61 |
NEWS2 | ネット系 | 36:63 |
SLATE | ネット系 | 45:54 |
LASVEGAS SUN | タブロイド | 19:81 |
The Wasgington Times | 新聞・統一教会系保守 | 22:71 |
VARIETY | 雑誌(エンタメ) | 48:51 |
FORTUNE | 経済雑誌・中立 | 49:51 |
CNBC | 経済TV・中立 | 49:51 |
BREITBART | テレビ・保守 | 24:75 |
要は、リベラル色の強いメディアの世論調査ではヒラリーが勝利し、保守系メディアの世論調査ではトランプが勝利しているだけなのです。経済系のCNBCあたりがアメリカの全体をとらえているように思えます。
日本のメディアは、基本的に取材力(能力ではなく、特派員の取材や調査する意欲のこと)がありませんので、有名なCNNが調査すればそれに飛びつき、リベラルバイアスがかかった情報ばかりを垂れ流します。確かにCNNの世論調査ではヒラリーが勝利しましたが、それ以外を伝えないことで情報バイアスがかかった状態を国内に作り出しまた。共同、時事の通信社、読売、毎日、朝日、産経も同じ動きをしましたので、本当にひどい有様です。完全ににミスリードしていると思います。
頭の中でイギリスのEU離脱の光景が再び蘇ってきました。