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もう、疑惑ではない。明らかに違法状態。粛々と法を執行せよ。蓮舫民進党代表の二重国籍。

Renho Minshu 20130714
(出典:ウィキメディア・コモンズ)

この問題は、戸籍謄本を見せれば、カップラーメンではありませんが、3分で終わる問題です。会見は二転三転したというより、動画サイトなどで会見の記録をみると、明らかに嘘をついていたことがわかります。蓮舫議員は頭の回転が速く、その場で取り繕う術はあるのかもしれませんが、ネットという記録メディアが発達している今では、回転の速さは逆に仇となり、不誠実の動かぬ証拠を突きつけられ、窮地に追い込まれることとなります。

二重国籍を初めて質問された時の蓮舫 辛坊治郎【面白激怒ニュース】 - YouTube

ここまでくるともう、持ちません。まあ、持たせないと公職選挙法違反で議員の資格を失いますから、お金のこともあるでしょうし、嘘を貫き通すしかないのでしょう。お気持ちお察し申し上げます。

蓮舫氏は国会議員として経歴詐称していた疑いがある – アゴラ

二重国籍「期限後に選択しても義務違反」 法相が見解(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

蓮舫議員が居直るなら、民進党議員は離党して範を示せ

まあ、それにしても民進党という政党は、この疑惑が出てもなお蓮舫議員を代表に押し上げるのですから、危機管理能力が皆無に近く、このような政党、組織に国家運営を任せようなど、良識ある国民は露ほども思わないでしょう。こんな状態が一体何年続いたというのでしょうか。それでもなお現在まで民進党の議員にとどまるということは、やはり恥知らずということなのでしょう。繰り返し申し上げますが、議員は政党の前に、議員個人が有権者の付託を受けた代理人なのですよ。そこの所を忘れちゃ困るんです。党を除名されても、その付託に応えるのが代理人の役目なんです。蓮舫議員が居直るなら、一刻も早く、離党しなさい。君たちは一事が万事決断が遅くて駄目なんです。

1990年代の政治改革がもたらした結果(政党助成金小選挙区制)

まあ、政党助成金をやめなくちゃいけません。政党助成金の制度ができて以来、政治家は国民の代理人ではなく、政党の代理人、政党幹部(幹事長など)の代理人となることに疑問を感じない恥知らずばかりになってしまいました。1990年代の政治改革、小選挙区比例代表並立制政党助成金は政治改革どころか、主権者たる国民を何とも思わない厚顔無知な政治家ばかりを生産するという恐ろしい結果になったと後世の歴史家は恐らく記録するのでしょう。ちなみに私は松原仁さんや長島昭久さんや馬淵澄夫さんのことを言っているわけではありません。

公職選挙法違反なら、粛々と法を執行せよ

さて、蓮舫議員の公職選挙法違反についてですが、権限の有する者は粛々と法を執行し、法秩序を守るべきと考えます。国会は、会期中に議員辞職勧告を速やかに行い、蓮舫議員が議員辞職の意思を示さないのであれば、日本国憲法第55条*1に基づき、弾劾裁判を行うべきです。会期終了後の逮捕などとなっては国会の恥と言えます。国籍の詐称は、日本国民を代理して働いてくれるのかという国民主権にかかわることで、学歴の詐称よりも重いと私は思います。かつて、民主党の国会議員古賀純一郎氏のペパーダイン大学卒業の経歴詐称疑惑が持ち上がった際、福岡県警はアメリカに捜査員を派遣しました。また、卒業を証明できない古賀氏に対し、当時の民主党は離党届を受理せず、除名処分としました。

警察、国会、民進党それぞれが、法秩序に誠実であってほしいものです。

*1:両議院は各々その議員の資格に関する争訟を裁判する。但し、議員の議席を失はせるには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。