Nikkei225オプション日記

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12月14日のFOMC0.25%利上げ決定

FOMC(アメリカ連邦制度理事会)は、12月14日(日本時間12月15日)早朝に、政策金利FF金利)を0.25%引き上げる決定をいたしました。先日の雇用統計での失業率の大幅改善を受けて0.5%の予想もありましたが、概ねの市場予測通りの利上げとなりました。これを受けて、NYダウは116.86ドル安の19792.53ドル、NASDAQは27.16ポイント安い5436.67ポイントで引けました。ここのところ急ピッチで上げていたアメリカ市場は一息ついた形になりました。、

問題は、為替市場の動きです。ドル円は7:15現在、昨日より2円ほど円安の1ドル117円台前半で推移しており、円安がさらに進みました。日経平均先物は、アメリカ株式市場よりも為替市場の円安を好感して先日より100円程度上昇して推移しています。

情報通信の進化により、従来の動きに比べあっという間にマーケットが考えている水準に移行します。逆張りをして鞘を取るデイトレードは難しくなっており、トレンドフォローの手法が今の市場環境に適応しているような感じがします。1ヶ月で15円ほども円安に振れていますので、為替市場は完全に鉄火場と化していると言ってよいでしょう。

本日から金曜日まで、日本の株式市場はFOMCの余波、解釈を巡りふれ幅が大きくなるでしょう。仕事をしながらのトレードは、リスク管理が非常に重要な局面となりました。逆指値損切りが大切です。市場は少し動き始めました。