為替が危険水域に近づきつつも、底堅い相場が続いています。7月29日の日銀政策決定会合で決められた日銀のETF買い入れ枠の拡大(3.3兆円→6兆円)が、日経平均を支えています。本日の日中相場は、前日比50.36円安(-0.3%)の16869.56円で引けました。
前日のダウが小幅安(-37.05ドル安)、為替が80銭円程度円高に振れたいたことを考慮し久しぶりの大幅調整を予想した市場関係者もありましたが、一時はプラスに転換したことも考えますと、全体的に底堅く推移したといえるでしょう。
お盆中で市場全体の売買取引高が約1.57兆円と低水準の中、日銀のETFの買い入れの動きを警戒して売りが入りずらい展開が続いています。ちなみに本日の日銀の買い入れはゼロでした。それで売りは入りずらくなっています。
夜間取引時間で一時、1ドル101円を割り込みました。今週にも1ドル100円割れの場面がやってきそうな雲行きです。個人的には今週中に9割方、割ってくると予想します。
オプション全体のIVが下がり、価格は下落傾向です。日本の株式市場が調整しようとすると、NY市場が上昇するので、プットの買い方はきつい流れですね。それでも為替が1ドル100円を切ったら、調整を超えた暴落になるという予測は変えていません。
こうしている間にNYダウがさらに高値を更新しました。私はお盆休みでダラダラしていますが、明日からは、なるべく早い時間に投稿していいきたいと思います。