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「カイヨー」とは、どういう意味? 都知事選の鳥越俊太郎を揶揄するネットの反応

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先日、朝日新聞系のネットメディアである「ハフィントンポスト」より、ハフィントン砲なのか鳥越砲なのかわかりませんが、鳥越俊太郎氏から選挙後初のインタビュー記事が出されました。あまりにひどい内容なので、応援をしていた板橋区議会議員の中妻じょうた氏や元同業者(元毎日新聞記者)のブロガー黒岩揺光氏から、痛烈な批判が鳥越氏に向かって飛んできています。

www.huffingtonpost.jp

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中妻じょうた氏については、そんな候補をお前が応援し、有権者に投票を呼び掛けた責任についてどう考えるのかという突っ込みが入ってきそうなものですが、「ペンの力って今ダメじゃん」に反論した黒岩揺光氏には鳥越氏は真摯に答える必要がありそうです。

さて、ネットメディア、特に2ちゃんねるで飛び交っていた「カイヨー」という意味不明な言葉について、私自身も気になり出したため調べました。はじめは朝鮮語の一種かと思っていましたが、全く違っていました。テレビメディアでは読売テレビの「そこまで言って委員会」において、竹田恒泰さんが軽く説明していましたが、映像だと伝わりにくい部分があったかと思いますので、文字で起こしておきます。

 

(演説の最後に、鳥越氏はシュプレヒコールをあげましょうという流れになります。)

鳥越:「一緒にご唱和願いたいと思います。」
鳥越:「『一緒に東京を作りましょう。』」
鳥越:「いいですか?」
鳥越:「『一緒に新しい東京を作りましょう。』」
客:(なんか「新しい」が追加されたぞ。)
鳥越:「それでは行きます。」
鳥越:「いいですか?」
鳥越:「『東京を』」
客:(『一緒に新しい』が抜けてないか?)
鳥越:「『新しい』」
客:(『新しい』? なんか順序がおかしいなあ)
鳥越:「『東京に』」
客:(『東京を』じゃないの?『東京に』?)
鳥越:「『かいよー』」
客:(『作ろう』じゃなかったのかよ。『カイヨー』?。あ、『変えよう』か。それにしても『カイヨー』にしか聞こえないぞ。もういいや。)

 

つまり、5秒前くらいに言った『一緒に東京を作りましょう。』が、『一緒に新しい東京を作りましょう。』に変わり、さらに『東京を新しい東京に』と語順が逆転し、日本語の性質上、助詞『に』に『作ろう』は続けられないので、『変えよう』と続け、さらに『変えよう』は滑舌の悪さから、『カイヨー』になってしまったということです。

YOUTUBEに動画がまだ残ってありますのでご確認ください(該当箇所は7分15秒あたりです。)https://www.youtube.com/watch?v=-DpiPKyezLQ

これによって、ネットメディアは鳥越さん大丈夫か?という論調になり、鶏は3歩くと忘れることをもじって、「鳥頭」、「認知症?」などの文言もネットに飛び交うようになったものと思われます。

いやはや、ネットは怖いですね。

追伸:2016年の「裏」流行語大賞鳥越俊太郎さんに決定しました。

選考委員自らが大賞受賞?。鳥越俊太郎の2016年「裏」流行語大賞 - Nikkei225オプション日記