Nikkei225オプション日記

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アメリカ市場が、戻ってくるとまた円高

朔日は、夜間市場で円が急騰し、一時1ドル101円高まで円高が進む場面がありました。現在は102円台に戻していますが、また101円台に円高が進む場面もありそうです。月曜日がアメリカ市場が休日であり、鬼の居ぬ間に進んだ円安と株高に冷水が浴びせられた格好です。アメリカの利上げ期待が萎んだと解説している方が多いですが、私は理由はそれではないように思います。日銀は金融緩和についての総括的な検証において、日本市場が閉まっていると円高になり、アメリカ市場が閉まると円安が進む理由について、為替市場のプレーヤーがどのようにポジションを取るのか、はたまた覆面介入を行っている国家があるのかということ情報収集と分析を行ってほしいと思います。

昨日のNYダウは40ドル高、ナスダックは20ポイントほどの上昇で引けました。最近は、米国株価の連動性、為替の連動性が低くなっている日本市場において、今日の動きは注目です。傾向がはっきり見えるかもしれません。円高が進んでも日経平均が下落しないと、市場が歪んでいるとか、インチキだと言う人もいますが、本来、アメリカ市場と日本市場は異なりますし、為替市場と株式市場も異なります。本日もし、日経平均がプラスで引ければ、日本の株式市場に光が差すでしょう。

本日の日経平均は非常に予測困難な状況ですが、冷静に取引したいものです。私は押し目買い戦略です。